みなさんのあたらしいおともだち!
プッカはいまをいきるひとのための
あたらしいペットです。
このかわいらしいプッカちゃんは
ことばをはなす!うたをうたう!
わらう!なく!おどる!
お近くのペットショップまで
お求めください。
人間の新しい人生のパートナーとして
喋るペット、プッカは大人気。
一方そのころ。
ペットショップ『ダンシング・ワンワン』で
売れ残り続けていたプッカのニュワムは
半ば諦めながらも、いつか
この小さなアクリルケースから
抜け出すことを夢見ていた。
ま、無理なんですけどね。
ニュワム
ペットショップで売れ残り続けているプッカ。
自分の境遇にある種の諦めを感じており、ネガティブな性格。自分に自信がなく、他の個性豊かなプッカ達に気圧されている。
自身もプッカであるが、プッカについてほとんどと言っていいほど知識がない。また、自身がペットショップにくる以前のことも覚えていない。
いつかペットとして人間に飼われることを夢見ている…が、どちらかというと外に出たいという欲に近い。
絵を描くことが好きだが、絵を描く行為についてあまり理解していない。暇なのでクレヨンに名前をつけたりしている。
一人称:おれ
クァンツェ
水族館のマスコットとして飼育されているプッカ。
常に余裕がある態度をとるが、高飛車で他人より有利な立場に立ちたがる厄介者。意味深で含みのある言動や行動をとるせいで、後にニュワムから厨二病だと思われることに。
水族館ではマスコットとして愛されながらも、裏で水槽内のヒエラルキーのトップに君臨している。
プッカについては何か知っている様子。ただ、前述の通り他人より有利な立場に立ちたい性質が災いしてなかなか詳しいことを教えてくれない。
人間に飼育される立場だが、むしろこちらが飼育されてやっていると思っている。
一人称:ワタシ
トロイニケ
人間に飼われていたが、今は家出中のプッカ。
自己中心的で子供らしい性格。思ったことをすぐ口に出す。自分が世界で一番かわいいと思っているので、同じく自分至上主義のクアンツェとたびたび対立する。
家出の理由は退屈だったからだとか。
プッカについてはクァンツェほど詳しくないものの、なんとなく理解している様子。
人間に飼われるのは構わないが、自分のかわいさが世間に公表されないのがつまらないのでほどほどにしてほしいと思っている。ペットにほどほどとかはないのだが…
一人称:ボク
ピロム
野良プッカ。
どこかで飼われていたのを脱走したのか、捨てられたのか、それとも外で生まれたのか不明。
ぼんやりした性格で、マイペースで天然。常に腹を空かせている食いしん坊。何を考えているか自分でもよくわかっていない。
他のプッカたちについては、一応友達だと思っているらしい。
プッカについて理解しているかも不明。自身の存在理由やプッカという謎の生物について関心がない。生きているだけでいい。
人間のことは大きいプッカだと思っている。
一人称:ぼく?